クルーズレポート |
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個人主義的レポート | ||||||||
NORWEGIAN EPIC ノルウェージャンクルーズライン ノルウェージャン・エピック イギリス・サウザンプトン デビュークルーズ 2010年6月 |
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都会的なイメージのメインダイニング「マンハッタン」でのディナー、ここでまさにライブ演奏が始まった。 ディナーの後にシアターへ向かうというクルーズの定番流儀はここに崩れた。 ディナーとエンターティメントを一緒に楽しむ。 演奏が始まると船客はもちろんのこと、ウェイターも楽しそう。 |
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この船は、
ライティングが実に美しい。 平凡なインサイドのキャビンさえも、ふかふかの真っ白なベッドカバーにピンポイントのLEDライトをあてるだけでとてもクリアな印象を受ける。 ライティングには最も手軽に部屋の雰囲気を変える力があると 聞いたことがある。 エピックのライティングは、実に巧みである。 |
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ノルウェージャン・エピックは大西洋を横断後、ニューヨークでの命名式を経て、マイアミからの東西カリブ海7泊クルーズに就航する。そこにはロイヤルカリビアン、カーニバルといった強敵が待ち受けている。 しかしエピックは、やっぱりクールにロアタン(ホンジュラス)、セントトーマス、コスタマヤなど極上のリゾート地へ船客を誘う気がする。 スーツやドレスなんか持って行かなくて、船の上で”スシ”、”テッパンヤキ”、”サケ”、これがNCL流のクールなカリブ海クルーズ。 だけど、15万トン4200人乗りの超巨大船。1週間のクルーズで17ヶ所のレストランなんて食べつくせるはずがない。人間が掌握できる大きさをはるかに超えている。 エピックを下船後、ロンドン・ヒースロー空港でトラベル雑誌に目がとまった。エピックが表紙を飾っていた。そして、サブタイトルが "THE WAIT IS OVER" 現代のクルーズ船建造において4年という”開発期間”は異例の長さといえる。それでもNCL社は、これがやりたかったのだ、というメッセージをこの船に強烈に詰め込んでいた。 すごくありふれた言い方だけど、このノルウェージャン・エピックという船、大ブームを巻き起こすような気がする。 日本出発前、まさかこの船にこんなに虜にされてしまうとは思わなかった。 船を下りて1週間が経つが、今も頭の中でエピックを追いかけている。 |
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