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  プライドオブアメリカ ハワイ4島周遊クルーズ
日本で最も売れている海外のクルーズが、このプライドオブアメリカという船で巡るハワイ4島周遊クルーズ。
毎週土曜日にホノルルを出港し、1週間かけて4島を巡る。
年間150万人の日本人が押し寄せるハワイ。しかしそのほとんどはホノルルのワイキキ周辺のホテルに滞在というパターンでる。
このクルーズは、ホノルルのあるオアフ島はもちろん、マウイ島、ハワイ島、カウアイ島へも行ける。しかも船だから寝ている間に次の島へ連れて行ってくれる。何度もハワイを訪れるハワイフリークであっても、この船で1週間過ごして海から訪れるハワイ4島は、今までとは全然違う表情を見せてくれるはずだ。
 通常は毎週土曜日ホノルルから出港、日本から土曜日の夜に飛行機に乗れば、土曜日の朝ホノルルに着き、そのまま乗船できる。また下船日の土曜日、昼以降のフライトを選べば同日で搭乗可能、日本へは日曜日に着く。
今回は米国本土での大掛かりな改装を経てサンフランシスコから出港の特別なコース、私はカフルイから乗船した。
まず成田からホノルルへのフライトが6時間半と短いことに驚いた。実は今回が初ハワイである。なぜハワイに行かなかったのか?
それはどうも年末にミーハーな芸能人がハワイに行く姿を見てイメージが悪かったためだ。しかし、私の周りでハワイに行った人はみな「とてもいい所だった。」という。だから実はちょっと興味があった。
降り立ったホノルルは気温25℃、空港は開放的な作りになっていて、風が通り、日差しも直に受ける場所もある。
国内線に乗り換えてカフルイへ。あっという間に乗船地に着いたという感覚だ。

プライドオブアメリカという船、ちょっと特殊な背景がある。2005年就航、現在唯一のアメリカ船籍のクルーズ船である。
アメリカの50番目の州で絵あるハワイは、アメリカ人にとっても憧れの地であり、このクルーズにたくさん乗船する。先述のとおり、日本人にも人気のクルーズであり、船内には日本人スタッフが常駐しており、言葉の心配はまったくない。
この船は言わばハワイの動くリゾートホテルであり、船内は明るく開放感溢れるインテリアに包まれている。
そしてレストランがなんと10か所もあり、毎晩好きな場所で好きな時間に食事を楽しむことができる。メインダイニングやビュッフェは
無料、その他にわずかな追加料金を支払うことで、フレンチ、ステーキ、イタリアン、寿司、鉄板焼きなど、様々なバリエーションの食事を堪能できる。この船はカジュアル船の代表格である。その昔フォーマルな装いを強いるクイーンエリザベスUなどが一世を風靡したが、そういったスタイルはもう古い。タキシードにドレスといった船旅特有の文化をお仕着せる船旅は減りつつある。
プライドオブアメリカ擁するノルウェージャンクルーズライン社は、毎日カジュアルな服装でOK、食事のテーブルや時間も一切指定がなく、フリースタイルクルージングというコンセプトで米国でも圧倒的な人気を誇る船会社だ。
プライドオブアメリカは、ゆったりとしたスケジュールでハワイを巡る。1週間のコースでは、カフルイやナウィリウィリでは1泊オーバーナイトする。ゴルフバッグを担いで乗船し、各島でプレーを楽しむこともできる。
2日目の朝、ヒロに到着。午前中船内を散策してみた。8万トンというサイズ、様々なパブリックスペースがあり、じゅうぶんな大きさといえる。プールでは子供たちが楽しそうに泳ぎ、大人たちはデッキチェアに寝そべって読書やビールを飲んだりリラックスして過ごしている。昼はプールサイドのグリルでチーズバーガーとビール、夕方、寿司バーのカウンターに腰掛ける。
アラカルトメニューから注文、寿司ネタの種類は少ないが、味、見た目ともにけっこういける。フィリピン人板前と打ち解けると、1品2品と頼んでいない寿司を作ってくれる。全部サービスだ。ディナーはキャグニーズというステーキレストランでいただく。
無料のレストランでもステーキは食べられるが、わずかな追加料金を支払うことでかなり上質なステーキを堪能できる。
ロブスタービスケ、ロックフェラーオイスター、200gのフィレ、これは美味い。そしてお安い。
ディナーの後は、マルディグラというシアターではビートルズのショーを観て、ゴールドラッシュというバーへ。ここではハワイの地ビールが楽しめる。とにかくこの船は気楽でいい。気楽だからリラックスできる。初めてのクルーズにはもちろんのこと、万人におすすめしたいクルーズだ。
 3日目、コナに到着。港からすぐ近くのオールドタウンを散策してみる。コナコーヒーが有名。
ハワイは街の至る所にABCストアがある。ここがけっこう楽しい。日用品からお土産品、Tシャツまでとてもきれいにディスプレイされている。エアコンも効いてるので涼むのにちょうどいい。
船は夕方出港、夕日を見届けて今日も“寿司屋”へ顔を出し、馴染みの板さんと会話する。
4日目の朝、メインダイニングで朝食を摂る。日本からの客様は朝と昼はビュッフェに行く方が多い。
理由は簡単、自分で好きなものを取れるからだ。しかし時には朝食をメインダイニングで摂ると、ビュッフェにはないメニューが楽しめる。スカイラインという大きなメインダイニングはとても空いていて、大きな窓際の静かな席に通された。
オレンジジュースにエッグベネディクトとフルーツプレート、ビュッフェよりもゆったりと朝食が楽しめる。
ここナウィリウィリでは、ワイメア渓谷への寄港地観光に参加した。ハワイは日本と同じ火山列島で、切り立った丘と険しい岩山、今から約500年前の噴火で一帯が隆起したものだ。その後雨による浸食などを受け、今の景観に至る。
ハワイならではの寄港地観光、非常に印象的だった。
翌日の午後、プライドオブアメリカはナウィリウィリを出港し、しばらくするとナパリコーストの絶景が近づいてくる。
ここは海からしか望むことができず、垂直に切り立った断崖は想像を超える雄大な景色、これは必見である。
ナパリコーストは20km以上続き、その先端を過ぎ、大海原に出ると島の背後から夕陽が見えてきた。
その一連を客室のバルコニーで眺めていた。こんなスローな時間こそクルーズの醍醐味、そしてその出会った景色は深い思い出のシーンとなる。
今宵は最終日、シアターのショーも一層迫力があった。最後にアメリカ人キャプテンが大勢のクルーとともに登場、その一人が持つ星条旗が誇らしげであった。
 船を下りて、ワイキキのホテルに投宿、ビーチ沿いを歩いてみた。いたるところから日本語が聞こえてくる。
カップルから家族連れまで様々。最近活力を感じない日本、「なんだ、日本人もたくさん旅してるじゃないか。」ちょっと嬉しくなった。
 プライドオブアメリカという船、ハワイというデスティネーション、この先も永遠に愛され続ける存在であろう。現実的な点では、日本からも近く、毎週土曜日出港、1週間のクルーズは長すぎず短すぎず、日本人にはとても乗船しやすい、そしてリラックスして楽しめるクルーズである。当社にはプライドオブアメリカばかりをリピートするお客様がけっこういらっしゃる。
地中海やカリブ海など他のエリアをおすすめしても目もくれない。ハワイが居心地が良いらしい。何しろ日本からたった6時間半、ちょくちょく行きたくなる気持ち、今の私にはよく解る気がする。
 
 
現在、唯一のアメリカ船籍のクルーズ船、プライドオブアメリカ。
毎週土曜日ホノルルを出港、ハワイ4島周遊7泊8日クルーズを行っています。
 
NCLの船は寿司が美味い。
板さんと仲良くなれば、1品サービスも。
 
キャグニーズ・ステーキハウス。
わずかなカバーチャージで、本格的なステーキコースが楽しめる。
ロブスタービスケ、オイスターロックフェラー、フィレなど。 
 
 プライドオブアメリカには多彩なレストランがあります。フレンチレストラン、シュラスコ料理、など。
 
毎晩ディナーの後はショーが行われます。
 
プライドオブアメリカの朝は、手作りの料理が並ぶビュッフェブレックファーストで始まります。
 
プライドオブアメリカは、コナでは沖合いに停泊。テンダーボートで上陸した街、少し散策するだけでも、楽しめます。
 
プライドオブアメリカは動くリゾートホテル。動かないワイキキのホテルで何日も過ごすなんて退屈。
プライドオブアメリカは、ハワイ4島を周遊します。
 
ハワイの地ビールが楽しめるバー。
 
プライドオブアメリカのメインダイニング。クラシックなニューヨークのレストランをイメージしています。
 
ライブラリーやバー、モダンかつクラシックなインテリアの落ち着いた区間です。
 
ショップには、お土産に最適なアイテムが沢山そろっています。
 
下船前夜、メインシアターで行われるブロードウェイスタイルのショー。その最後には誇らしく星条旗を掲げた上級クルーが登場。
プライドオブアメリカ、まさにアメリカの誇り。
 
プライドオブアメリカには、シングルキャビンがあります。
 
今回利用した客室
海側ベランダ付
BF
7550号室 デッキ7
プライドオブアメリカの標準的な客室。ベッドはツインにもなります。
ベランダがあると、窓が開いて風も入ってくるので、解放感が生まれます。
洗面・トイレ・シャワーも完備。
プライドオブアメリカに乗船している日本人コーディネーター、みどりさん。
船内新聞やお食事のメニューなどの日本語対応や、乗船日の船内ツアー、寄港地観光予約など、日本からのお客様をサポートしてくださる心強い存在です。
 
After Cruising
プライドオブアメリカを下船したら、ホノルルでの滞在はいかがですか? 
港からワイキキエリアへはタクシーで約25分。
ワイキキにはショッピングやレストランなどが沢山あり、日本語が通じるお店もたくさんあります。
 
ワイキキのおすすめ店。
ウルフギャング・ステーキハウス。 熟成肉をアツアツのオーブンで焼き上げた絶品ステーキのお店。

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